STRENGTH TEST
溶接はネジ止めより5倍強い!
実際に引張試験をしてみました!
溶接接合とネジ止め接合のフレームの強さの比較試験を行い、数字で比較しました。
ABOUT THIS TEST
hacoboの強みのひとつ「溶接でつくるフレーム」。
今回、この強みを証明するために静岡県内のとある機関で試験装置をお借りして、実際に引張試験を行ってみました!
PREPARATION
試験の準備
今回用意したサンプルは、次の2種類(各4本・計8本)です。
ネジ止めサンプル×4
厚み2mmのアルミ30mm角パイプをL字アングル(厚み2mm)で固定し、各面をビスで止めたもの(ビス M3 10㎜、1面に2本)
溶接サンプル×4
厚み2mmのアルミ30mm角パイプを突き合わせ、当社のアルミ溶接技術でしっかり接合したもの
TEST METHOD
試験方法
- 試験装置
- 万能試験機 UH-F500kNX(島津製作所)
- 方法
- サンプルの両端をつかんで引張試験を実施。計8サンプルの試験順は順不同。
- 引張速度
- 5mm/min
試験の様子
(動画準備中です。今しばらくお待ちください🙇)
RESULT
試験結果
結果は以下のようになりました。
用語の説明
- ・番号
- 試験を実施した順番です。
- ・試験力
- 引張試験でサンプルに加わった荷重(力)を示します。
- ・最大点試験力
- 引張試験中に記録された最大荷重です。多くの場合、破断直前に現れます。
- ・変位
- 試験中に治具間が移動した量を示します。サンプルがどの程度伸びたかに相当します。
- ・最大点ストローク
- 最大点試験力が記録されたときの変位です。
少しわかりづらいかもしれませんので、少し書き加えたグラフです。
ネジ止めサンプルの最大荷重は 約5kN、
溶接サンプルの最大荷重は 約25kN。
最大荷重の比較
ネジ止めサンプル
約5kN
溶接サンプル
約25kN
サンプルが破断されるまで、溶接はネジ止めの5倍の荷重に耐えています。
これを身近な例で表すと...
ネジ止め:ホルスタイン牛の雌1頭分🐄
溶接:アジアゾウの雌1頭分🐘
の体重に相当します!
つまり、、、タイトルの通り、当社の溶接フレームはネジ止めの約5倍の“強さ”を示したのです!
また、変位量(どれだけ伸びたか)を比較すると、ネジ止めは7.4mm程度、溶接は6.6mm程度。
ネジ止めはビスが抜けかけても一気に外れず、摩擦や残ったビス頭の引っ掛かりで変位が大きくなったと思われます。
一方、溶接はしっかり保持したまま高荷重で破断するので、溶接の方が変位が小さく“歪みにくい傾向”を示しました。
この結果から、hacoboのフレームは、車の揺れに強く、長期間の使用でも安心できる耐久力を備えており、重量負荷の大きいキッチンカーに適していることが確認できました。
POINT
ここがポイント!アルミ溶接の難しさ
「溶接の方が強いなら、どこでも溶接すればいいんじゃない?」
と思われるかもしれませんが、実はそう簡単ではありません。
アルミは熱伝導率が高く、融点が低いため、わずかな温度差でも溶け落ちや歪みが起きやすい金属です。
また、酸化皮膜やブローホール(気泡)が入りやすく、溶接の技術力によって強度が大きく変わります。
不十分な溶接では、ネジ止め以下の強度になることも実際にあり得ます。
今回の「溶接は5倍の強さ」という結果は、当社が長年培ってきたアルミ溶接技術によるものなのです。
(ちなみにですが、ネジ止めサンプルもかなりしっかり作っています)
SUMMARY
まとめ
今回の試験からわかったことは大きく2つ。
- 溶接フレームはネジ止めの約5倍の強さを発揮
- 変形が少なく、走行中の揺れや荷重に対して「歪みにくく安定した」構造を実現
当社のフレームは、車の揺れに強く、長期間の使用でも安心できる耐久力を備えており、重量負荷の大きいキッチンカーに最適です!
40年以上の金属加工の経験を持つ当社が自信を持ってつくるフレーム。
「長く安心して使える」キッチンカー・オフィスカー・キャンピングカーをお求めの方は、ぜひ当社のhacoboをご検討ください!
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